こんな時間は寒い


仕事で疲れ、テレビを見ながらいつの間にか寝てしまっていた。はっきりと起きたのは、夜中の2時で。それから何をしていたかというと、猫の世話をし、パソコンを立ち上げた。ポエムのブログを更新したかったのだが、冷え込んできた真夜中に出てくるのは鼻水だけで、気の利いた言葉など出てきやしない。寒い。背中も寒い。指先にまで冷気が忍び寄っている。頭は起きているのだけど、脳みそは活動していない。


もう言葉さがしは諦めて、寝たらいいのだけど、この真夜中の冷気をどこかで感じていたい気分になって。鼻水をたらしつつもこんな時間に起きている。猫だって丸くなって寝ているのに。猫よりも不規則な生活のわたしだわ・・。エアコンの暖房が効かないくらいに冷え込んでいる。この寒さは久しぶり。寒がりなくせに、この寒さを楽しむように、嫌ただの夜中好きなだけかもしれないか。


金曜日。週末。何の予定もない。たぶん、家に引きこもるだけなんだろうなぁ。寒いから外に出たくないし。ラーメンでも食べて、猫を抱いてえんえんと寝ていようかな。冬眠してしまって。そのまんま春がきて、なんてね、ありえないバカなことを想像してしまうくらい、冷えて頭も痺れてきたかな。みんな寝てしまっているよね、布団のなかでぬくぬくと。わたしはこのままコタツに横になって朝を迎えよう。もう、いいんだ。咳がでようが、鼻水たれようが。すっぴんで出勤しようが。もう、だれだれ生活にどっぷりとつかって、ふやけて腐ってしまうぐらいにダレて、そうなってもいいんだ。


明日の楽しみが米粒一つほどにもないような、今はつまらないとき。お酒を飲む気力さえない。ビールはガチンガチンに冷えて冷蔵庫にあるけど当分飲まない。あったかい珈琲だけでいい。一瞬のどを通るあの熱さと胃の中に落ちたあの暖かさだけでいい。トイレは近くなるけどね・・・。