遠い友達はたまに思い出すもの

今夜は、インドネシアから電話があった。忘れた頃に、忘れてないよと言わんばかりに連絡がくる。インドネシアで仕事をしている彼は東京へ出張で帰ってくるとか。まぁここからは遠いから。会えないけどね。というか一度も会ったことはない。写真でお互いに顔は知っているけど。声も知っているけど。趣味も家族構成も知っているけれど。実際に会ったことはない。もう7年来の付き合いになるのにね。チャットにはまっていた頃の仲間だった彼。チャットは止めて5年ぐらいになるし、その頃の仲間とはもう連絡は途切れてしまったのだけど。彼とはなぜか続いていていて、今は1ヶ月に1度ぐらいの割合で電話で話しを数分している。メールも出さないくらい、日常は忘れている存在なのに、なぜか、昔からの友達のようにわーわー言いながら電話で話ができる。


こんな友達が一人ぐらいいてもいいか。そのうちSOHOで稼いだら、インドネシアまで会いにいくかな。でも、会いにいくだけの愛情があるのか、と言ったらそこまでないなぁ。実際に会っていない友人が現実に会ったらどういう人なんだろうという、興味が強いだけなのかもしれない。それは、お互い様なのかな?とにかく、遠い友達。忘れているようで、ふと思い出す、思い出させてくれる友達。たまには、メールでも出そうかな。
彼からのメールには、いつも音楽が添付されていて。バリやらでゴルフした写真やらあって。美しい海の写真があって、楽しませてくれるのを思い出した。


2時間遅れのインドネシアは、こちらが夜の9時の頃、まだ夕方7時ぐらい。わたしと話していても、向こうの時間は2時間遅れ。声は2時間のずれを越えて届くからお互いの距離が近まったかというと、全然近づかない2時間の距離だね。